今回スナップさせてもらった方々のヘッドホン・コーディネートで、編集部が一番注目したスタイルは「ギャップ」でインパクトをつけたスタイル。例えば、島崎さんはエレガントなトレンチコート、細くて高いヒールに、あえてゴツ目なヘッドホンを合わせています。テーラードのジャケットを着ている木原さんも、シンプルで落ち着いた大人の雰囲気ですが、ヘッドホンで聴いているのは、UKパンクや日本のロック音楽。湯山さんはインパクトのあるルックスに、イイ感じに使い込んだバックパックのアウトポケットにウォークマンを入れて、そこへカジュアルなジャケットではなくテーラードのジャケットをはおっています。その「ギャップ」の面白さが、他の人とは違う個性を放っていました。
次に注目したのが「ナチュラル」なスタイル。銀座の街を踊るように歩いていたベン・カープさんは、"コンフォータブル"なジーンズで、肩の力の抜けた雰囲気が目を引きました。古田さんはクリエイターという職業柄、小物やバッグの選び方にこだわりを感じさせますが、それが嫌味ではなく街に自然に溶け込んでいました。また、岩柳さんはきれいなブラックコーディネートに「ケーキのデザインが創造できそうな曲」、とクラッシックを中心とした選曲で美しい佇まいを見せています。鈴木さんは、磨き上げられた靴、バック、シャツ、それにアッパーなクラブミュージック、と全てが都会的で銀座という街に合った上品さが目を引きます。
アウトドアバッグのアウトポケット、デニムパンツのポケットなど、「いつもココにウォークマンを入れておく!」という場所は人それぞれのスタイルがあり、今回、ファッションにこだわりを持つ人は、聴く音楽にもこだわりを持つという法則が実証されました。街では、ヘッドホンもファッションの一部であり、そこから流れる音楽とともに自分のスタイルを表すものとして活躍しています。
|