クラシックのコンサートって、服装やマナーにも気をつけないといけないようなイメージがあります。そういうことを考えると、足が遠のいてしまいます。そのことから、うかがってみます。
「マナーは、本当は、私はどうでもいいと思っています。本来クラシック音楽のコンサートは、叫んだり立ち上がって踊ってもいいものだったんです」
え・・・そうなんですか?ホントに?
「舞曲ってあるでしょ。あれはまさに踊るための曲ですからね。オペラとかコンサートは元々、宴会のアトラクションでした。演奏しているときにお客が話したり移動したり、飲み食いしたり、気楽なものだったんです。リスト(1811-1886
ピアニスト、作曲家)なんてアイドルでしたから、花や歓声が飛び交っていました」
「ただ、現在のコンサートホールでは、なかなかそれはできません。演奏中は静かに聴きたいというリスナーが多数ですから。ロックのコンサートで観客が総立ちのなか、ひとり座っていたらヘンだということの裏返しですね。まあ、周囲に迷惑をかけない程度に、自分なりにリラックスして楽しむというところでしょうか。でも少なくとも、服装の掟はありません。クラシック好きの人がたまたま盛装好きなんだ、ぐらいに思っておけばいいんじゃないでしょうか」
なるほど。あまり堅苦しくなくていいようですね。それから、いざコンサートに行こうとしても、どんな作品を選んだらいいのか、誰の演奏を選んだらいいのか分かりません。有名な海外アーチストの公演なら無難かもしれませんが、チケットが高価ですよね。
「海外のオーケストラや指揮者、オペラ歌手が来日すると、チケットは高すぎますね。私も敬遠してしまいます。でも演奏家は国内にもいっぱいいます。例えば各県の交響楽団や、若い演奏家のほうが一所懸命やってくれるので、なまじベテランで名の知れた人よりも感動できたりしますよ」
オーケストラのコンサートに行ったとして、困るのが、どこを見てたらいいのか分からないということです。指揮者を見てればいいのか、前の方の演奏者なのか。そんなこと悩んでいるうちに、疲れてきて、しまいには、あまり動きのないシンバルが、いつ動くのかだけが気になってしまったりとか(笑)。どうすればいいのでしょう
。
「どこ見てもいいですよ。目を閉じてもいいわけだし。私の場合は、指揮者を中心に全体を眺めてますかねえ。知っている曲ならば、次に演奏の出番が来るパートの奏者に注目したりもしますが。美人の奏者がいれば、そちらに目がいくこともやっぱりありますかね‥‥(笑)」
地方の小さな楽団の方が感動するかも知れない。しかも行ったら美人奏者を見ていればいい。そんな風に考えると、コンサートがなんだかとても楽しそうに思えてきて、行きたくなってきました!さっそくチケット情報を調べてみます!
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