INTERVIEW

Wシリーズの最上位モデルにふさわしいデザインを
チタンコートやジルコニアセラミックスがもたらすプレミアム感

カメラとしての機能はもちろん、プレミアム感あふれるスタイルも追求した“サイバーショットW300”ですが、まずそのデザインコンセプトからお聞かせください。
稲村さん

稲村 この“サイバーショットW300”は、2008年の“サイバーショットWシリーズ”の最上位モデルとなります。13.6メガの最高画素数を備えたモデルですが、そうした機能面だけでなく、デザインも最上位モデルにふさわしいものにしたい。そこからデザインへのチャレンジがスタートしました。

石井さん

石井 “サイバーショットW300”のデザインは、私が開発の前半、高木さんが後半を担当しています。私は2007年モデルの“サイバーショットW200”のデザインも手掛けましたが、そのときは高級感をもたらすためにアルミ鍛造のレンズリングを採用しました。今回のW300をデザインするにあたってまず考えたのが、レンズリングをさらに強調するということです。レンズ自体の位置をボディの中心寄りに変更し、それを、レンズリングによって強調しようと。さらにシャッターボタンなど、細部の高級感も高めたいと考えていました。

稲村 2008年のWシリーズは、カメラとしての使いやすさをさらに高めています。そのうえでより洗練されたデザインを目指しました。

ステンレスボディ、チタンコート、耐指紋コート、レンズまわりとシャッターボタンのジルコニアセラミックスなど、“サイバーショットW300”にはプレミアムな要素がふんだんに盛り込まれていますが、これらは開発当初から決定されていたのでしょうか?

稲村 調査データからも、この機種で狙っているハイアマチュアユーザーは撮影頻度が高く、1回の撮影枚数も多い事がわかっており、たくさん使っても傷つかないためにはどうすればいいか、を外装設計など各担当者を集めて議論を重ねて、この仕様を決めていきました。

小原さん

小原 外装設計という立場から、素材やカラーだけでなく“傷がつきにくい”という最上位モデルならではの価値もプラスできるのではと考えました。商品がいつまでも美しいまま変わらないというのも大切なことですから。そこで、いろいろな素材や外装仕上げをデザインの石井さんや高木さんに提案しながら、一緒に作り込んできました。そのなかでチタンコートやジルコニアセラミックスの採用が決まったのです。

ソニー株式会社  DI事業本部
商品企画部 商品企画課
(商品企画担当)
稲村 陽 INAMURA AKIRA
ソニー株式会社  DI事業本部
PI事業部 機構設計部 1課
(外装設計担当)
小原 篤 OBARA ATSUSHI
ソニー株式会社
クリエイティブセンター
コンスーマープロダクツデザインGp
(デザイン担当:シニアプロデューサー)
石井 大輔 ISHII DAISUKE
ソニー株式会社
クリエイティブセンター
コンスーマープロダクツデザインGp PIデザインチーム
(デザイン担当:プロデューサー)
高木 紀明 TAKAGI NORIAKI
DSC-W300の詳細はこちら
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