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大阪のソニースタイル ストアで遊ぶ [2005.03.24]
▲やってきました!大阪ソニースタイル ストアに。
 大阪にできた、ソニースタイル ストアに行って来ました。
自分でも意外なほど、国内出張のチャンスってないんですね。
 長いこと行ってない大阪に行きたい、話題になっているソニースタイル ストアを見てみたい、その同じビル=ハービス エントの地下に移った大阪ブルーノートにも行こう、そしてその往復の交通機関は、2004年の4月から機内オーディオ放送「Jazz In The Sky 」(監修/選曲/ナビゲーター)を始めているJALにして、機上でどんな風に聞こえるのか、ぜひとも実際に聴いてみたいというのが旅の目的でした。とまぁ、いくつも目的がないと東京をあけられない、忙しい春のさなかの一人旅だったのです。
 JALの早割でぐっとお安くチケットをゲットして(座席も指定できるんですネ)、いざ大阪へ。羽田空港が拡張され化粧直しをほどこされていたことに、ちとびっくりしましたが、インターネットで予約してそのまま搭乗できるシステムに(平気な風を装いましたけれど)よりビックリ。21世紀的な気分に浸れ、味を占めました。

 自分の声をラジオで聞くのには慣れている私も、機内オーディオで聞くのは初めてなので、座席に着くやいなやさっそくヘッドフォンを装着。
 これならヨシ、悪くないわと自画自賛。あまり静謐な曲は、環境がオーディオ・ルームというわけにはいかないのですから聞きにくいいかもしれないと、学びもあり。選曲もリラックスできてよく、手前味噌ですが、楽しんで聞きました。
 この「Jazz In The Sky 」では、様々な時代のジャズから広く選曲すること、日本のジャズ・ミュージシャンの演奏も必ず紹介すること、フライトのなかで聞くわけですから、怒濤の演奏というよりはリラックスできるテイクを選ぶことを3箇条にして選曲しています。小さな機種だと聞けない場合もあるそうですが、国内線・国際線ともに装備されているので、JALに乗ることがあったらジャズ・チャンネルを聴いてみて下さいね。
▲真っ先にAIBOのコーナーへ。
 さて、あっという間に大阪です。大阪って、東京より2〜3℃暖かいんですね。浪速に吹く春風が心地よく、目指すは梅田地区にできた話題のビル、ハービス エント。阪神梅田駅からすぐでした。 ブランド店がずらっと並ぶファッショナブルなビルの4階に、大阪ソニースタイル ストアはありました。

 広い!きれい。明るい。これがストアの第一印象。
 午後5時頃に行ったのですが、段々お客さまが増えていく時間帯にあっても、ちっとも混雑感がないんです。このスペースなら、遊べそうと、まず迷わずに走り寄ってしまったのが、AIBOのコーナー。
 デビュー時に、友人のAIBO君に触らせてもらって以来の再会ですが、すっかり進化を遂げ、別人でした。
 なにせ、ダンスが上手なのが私好み。「ダンス」と声をかけると、踊るんですよ。充電している最中も、頼めば踊ってくれるんですが、その姿がコンサートで盛り上ったときに座席で踊っているようで、キュートなんです。
 それに最近のAIBOは、コミュニケートできるのが優れていると思いましたね。チワワを人気犬にしたTV-CFではありませんけれど、目が合うと連れて帰りたくなる誘惑が。
 こぼれ話をひとつ。あるTV番組関係者たちが、オフの日に犬を連れて集まろうということになったんだそうです。その日、集合地の野原に行ってみると、楠田枝里子さんがAIBOを連れてきていたそうです、ジャン、ジャン。
▲大阪ソニースタイル ストアの阿部幸子さんと。キュートな女性でした。お世話になりました。
▲スタイリストの清水美花さんが、詳しく教えてくれる。
▲清水美花さんがもっているのが、このままお風呂に持ち込めるカヴァーつき。
▲ソニースタイル ストア、セールスマネージャー、中山覚治さんのていねいなお話と、QUALIAの極上の音質に、席を立てなくなりました
 私も量販店に行きますが、量販店だと一度に色々な会社の商品を見ることはできるものの、店員さんが寄ってきてじっくり見られないし、買わないといけない雰囲気になりがちです。それに、陳列状況が美しくないから、どんなプロダクツを見ても、あぁきれいと溜息をつくことがない。これって、さみし過ぎるじゃないですか。私たちは、モノを買うのと同時に、そのモノにこめられた世界観や美意識も買っているはずなのですから。
 その点、ソニースタイル ストアは、量販店とは違ってゆっくりと、広々とした店内で納得がいくまで見、さわることができるので、商品とふれあう最適の場所だと感じました。楽しい溜息も、つき放題です。

 ぐるっと一回りした後、私は大阪ソニースタイル ストアの阿部幸子さんと会いました。2004年11月のオープン時のにぎわいは、ソニースタイルのサイトで見て知っていたので、そのことで盛り上がり、またソニースタイル ストアのコンセプトも伺いました。
 「複数の商品やサービスを組み合わせて楽しむスタイルが普及しつつある今、お客様からは商品の機能説明だけでなく、『商品やサービスをネットワーク環境下で試してみたい』、『商品に触れながら、使用目的にあった商品やサービスの組み合わせを提案して欲しい』といった、リアルの場での体験やコンサルティングへのニーズが増加しています。ですから、ソニースタイル ストアは、商品の比較検討は当然のことですが、お客様が実際に使われる環境に近い状態を作り、商品の操作体験やサービスの体験をしたいただけるお店になっています。またストアの専任スタッフ“スタイリスト”によるコンサルティングを提供していますので、ヨウさんにもスタイリストをご紹介しますね」
 と、スタイリストの清水美花さんに紹介してくれました。清水さんに色々説明してもらって、なるほどと思ったのですが、ソニースタイル ストアのスタイリストはソニー製品に関してきちっとした知識をもっているんですね。だからこちらの質問にも的確に答えてくれますし、相談にのってくれ、揃ってスタイリッシュなのも気分がいい。
 3月15日発売のネットジュークをいじりまわし、お風呂対応カヴァーも見せてもらい、すっかり欲しくなってしまいました。またAIBOのコーナーに戻って、清水さんとAIBOの歴史を語り合い、物欲の嵐が吹くだけではない、プロダクツへの愛にも包まれた午後を過ごすことができました。
 「せっかくいらしたんですから、ヨウさんのお仕事がら、QUALIA(クオリア)の製品も試聴していかれませんか」
 その提案に、YESと答えると、ソファーのある部屋に案内していただきました。そこでセールスマネージャーの中山覚治さんからお話をうかがいながら、初めてQUALIAプロジェクトのオーディオを聴いたんですが、音の佳さに感動しました 目の前で演奏家がプレイしている、その様子が感じとれ、音の粒子まで見えるようなんです。それに音が温かい。
 これは今までのソニー製品にはなかった特質で、ヨーロッパのごく専門的なメーカーだけが作り出せた、こだわりを極めた、温かくて繊細、かつ壮大な音をQUALIAが実現していたのです。

 欲しくても、とても手がでるお値段ではないのでかえって安心して素晴らしい音に酔いました。ただですね、できればQUALIA 010、あのヘッドフォンはマジ欲しい。音がいいのはもちろんのこと、コードまで軽くしてありその軽といったら天使の羽根級。耳に装着したときの一体感は、大きなイヤーパッドがやさしくしっかりホールドしてくれるからで、才色兼備なその姿に、とうとう「もって帰りたい!」と叫んでしまったのでした。
 妥協のない物作りの姿勢に魅せられ、聴き惚れて、時間を忘れました。楽しかった。大阪のソニースタイル ストアの皆さん、大変お世話になりました!
 夜は新しくなった大阪ブルーノートへ。同じビル、ハービス エントの地下にありますから、即到着。大阪ブルーノートは90年に誕生しましたが、去年の11月にハービス エントに移転したのです。
 モダンに、そしてぐっと見やすくなった店内に満足。その夜は、小曽根真塩谷哲の2台のピアノによるデュオという、面白い企画でした。2人とも素晴らしいピアニストですし、共に学ぶことをいとわない勉強家。音楽的兄弟といった間柄ですから、そのデュオは個性のぶつかり合いというより、2台のピアノでひとつの個性を生んでいくような趣きがありました。
 お2人の曲がいいですから、佳い演奏が続出。私、2セット続けて見てしまいました。
 お店のステージが低く設定してあるので、見やすく、(その夜はQUALIAのおかげで音質にうるさくなっていましたが)音響も以前よりよくなっていて、大阪ブルーノートもお気に入りにブックマークし、また行こうと決めました。

 ちなみに小曽根さんと塩谷さんによるこの夜のライヴは、9月にそれぞれのレコード会社から、各1枚ずつ発表され、東京の大きなホールでデュオ・コンサートも開かれます。またその日が近くなったら、詳しくお知らせしましょう。

 アディオス、大阪。また来るわ(と、なぜかロマン歌謡調)。いとこが作ってくれたお好み焼きに、おうどんと、大阪の味と人の温かさに、一足早く春たけなわの気分になりました。
▲大阪ブルーノートでライヴ後に。左から、我がいとこ夫人の明山元子さん。最近絶好調の塩谷哲さん。ヨウ。ずっと絶好調の小曽根真さん。レコーディング・エンジニアのジョー・ファーラ夫妻。佳い演奏の後は、笑顔も晴々として。
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