NHK-FMでしゃべることの歓びは、全国津々浦々の多くの方とつながれることにありました。その分母の大きさは、やりがいにもなりました。年齢層も大変広く、11歳から80歳までの方から葉書をいただいたんですよ。皆さんの共通項はひとつ、「ジャズが好き」。
ジャズ好きだというだけで、同じチームに属している感覚があるんですね。仲間内では意見の対立があったとしても、やっぱり仲間だと思っている。
それは聴き手に限らず、ミュージシャンとの関係もそうで、「ぼくらは同じボートをこいでいるんだね」とハリー・コニック,Jr.に言われたことがありますけれど、ロックや映画評論に関わる諸氏に聞くと、アーティストと「友人」になることはないのだそうです。多くの友人を得、多くの聴き手の方とつながりをもてたことは、ジャズに関わったからこその幸福だと思っています。
「出てもらったラジオ番組が終わるのよ」とブランフォード・マルサリスにメールをうったところ、「あんなリアル・ジャズの番組があるってことが、夢のようなことだったんだね。残念でしかたない」と言ってくれました。
その「夢」を多くの方と共有できてた幸せは、いつまでも私の心のなかで灯りとなって、これからも行く末を照らしてくれるでしょう。
現在、放送関係のレギュラーは、2004年の4月からJALで始めた、機内オーディオ放送
「Jazz In The Sky」(監修/選曲/ナビゲーター)です。またFMでお耳にかかることもあると思いますし、このサイトに足繁く寄って下されば、近況やその時々の大お勧めものをお伝えしていきます。
いただいたメールには必ずお返事をしているので、なんなりとメールを下さい。いつでもお待ちしています。
長いこと「ジャズクラブ」を可愛がっていただき、ありがとうございました。皆さんのおかげでした。
あなたの幸運を、番組が終わっても祈っています。I wish you good luck !