突然現れて、既に名人、という人がいるものなんですね。彼の名は
金伯英(きむ・はくえい)。1975年京都生まれ、札幌育ち。オーストラリアに渡りシドニー大学音楽院でマイク・ノックに師事し、オーストラリアで活動していましたが、一念発起して帰国し上京。今年DIWからデビューした、新進気鋭のピアニストです。
伯英は、師であるマイク・ノックの「音楽に命をかける真剣な姿勢から大きな影響を受けた」と言っていました。ピアノにこめられたただならぬ気迫は、師匠譲り。それに、オリジナリティがあるんです。これは、ノック先生の薫陶と、アメリカのジャズから影響を受けにくい、オーストラリアの土地の利(距離が離れていますから)が寄与したのだと思います。