テナー・サックスの巨人、
ソニー・ロリンズ(75歳)が秋に日本で引退公演をするらしいという噂が飛び込んできました。
それは、えらいことだ!ロリンズが引退する前に話を聞かなければ、かけがいのないチャンスを逸してしまうと、私は思い切ってインタビューを申し込みました。お話しを直接聞いた結果、「日本での最後の公演」になるだけで、引退はしないということが解りましたが、「引退」かという噂のおかげで初めてロリンズに話を聞く機会を作れたのですから、おっちょこちょいも、たまには役に立ちます。
今まで、ソニー・ロリンズにインタビューをしたことはありませんでした。なぜか、ですか?興味はありましたけれど、いつも読売新聞が招聘元としてインタビューするので、私におはちがまわってこなかったのですね。
私の場合、マイルスにもサラ・ヴォーン、ジャコにも話を聞け、「遅れてきたジャズ・ファン世代」としては大変恵まれていたと思いますけれど、それでも「あぁ、あの人に話を聞いておきたかった」と思うミュージシャンが、数人はいますからね。たとえば、アントニオ・カルロス・ジョビンでしょうか。ですから、もう逡巡はやめて、即・行動です。