【「一本主義」Vol.2 オーデ・コロン 】
実はわたくしは、傘だけでなく香水も「一本主義」なんです。
アロマテラピーにこりだしてから、それまで使っていたコロンの香りがどうも合わなくなり、いいものはないか探していたんです。その過程で、天然香料しか受けつけなくなったのだと知りました。
うれしい、かも。でも、こまったことになった…。
大塚れなさんという、友人のフラワー・エッセンスのプラクティショナーの勧めで、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」@青山店に行ってみたのです。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」は、実は世界最古の薬局なのだそうです。1221年にフィレンツェのドミニコ修道院の一部門としてできた薬局が、その起源なのですね。800年の歴史があって、天然の草花だけを使う製法を500年間守っている、同社のシトラス系「王妃の水」に、一目というか、一嗅ぎで、惹かれました。
「王妃の水」こと「アクア・デッラ・リジーナ」は、16世紀の半ば、フランス王、アンリU世に嫁いだ、カテリーナ・ディ・メディチがパリにもちこみ、ブルボン王朝のご婦人方のあいだでブームになった香りです。
イタリア・ルネッサンスの中心地で生まれたこの香りこそが、オーデコロンの始まりなのです。それでは、なぜコロン=「ケルンの水」というのか、ですが、それは18世紀半ばに「サンタ・マリア・ノヴェッラ教会」で処方を教えてもらったある男が、ケルンで「香る水」を作り、先に有名になったからなのですって。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」青山店は、ご覧のように香水店というより、アンティークな図書館か、資料室といった静寂な趣き。今回は、この夏の暑さしのぎに、ミントの石鹸も一緒に求めてきました。
「王妃の水」をかぐことで、いつでもリフレッシュできる、わたくしです。
サンタ・マリア・ノヴェッラ青山店の店内。 世界最古の薬局です、っていう雰囲気がみちみちています。 店中央には、いつも大輪の花がテーブルに。そこの椅子に座り、迷うのが、しあわせ。
求めた「王妃の水」と、ミントの石鹸、2ケ入り箱。
青山店の入り口。ちょっとやそっとじゃ見つからない、たたずまいです。
行く前に決めていくのに、お店に行くと、いろいろ嗅ぎたくなる。 この画像は、オレンジのシングルの香りと、迷っているところなのです。



