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中川ヨウのミュージック・ダイアリー

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布川俊樹の『ウルトラマンジャズ・ライヴ』

[2007.10.19]
 遅れてきた秋をとりもどそうと、食にはしっているわたくし。平凡社新書の執筆が佳境ですから(サイト右側をみてね)、コンサートにも行かないし、外にもでない。すると、楽しみは食べることだけ。
 それも、コトコト系の時間がかかるものはNGなので、すぐ食べられて美味しいものという限定つきだから、むずかしい。。。

 最近食べて、美味しかったもの:ピエール・マルコリーニのチョコレート。これには、いつもメロメロ。ど〜して、こんなに美味しいんでしょう。職人的技が生む、麻薬的な美味しさ。
 親戚から届いた、松茸。これをシンプルに焼いて、かぼすをかけて、パクッ。渡辺の姉が送ってくれた、新潟のコシヒカリの新米。このぴっかぴかの「銀シャリ」(夫発言)に、新橋、玉木屋のたらこの佃煮をのせて食べる。
 おいひ〜
 で?
 はい、ちょっとデブっている、この秋です。
 さて、そんな熱烈執筆中に聴いているアルバムがあります。布川(ぬのかわ)俊樹というギタリストのグループUJQ新作で、その名も『ウルトラマンジャズ・ライヴ』なんです。シュワッチ!
 今年は、布川俊樹が、快調に飛ばしていますね。夏にリリースされた、金子雄太のオルガン、大槻”KALTA”英宣のドラムスとのユニットでの『ザ・ロード・トゥ・ジャズ・ジャングル』も、骨太のグルーヴがあってスゴかったのです。こちらも、ギター・ファンや、硬派フュージョン・ファンは必聴。

 さて、『ウルトラマンジャズ・ライヴ』ですが、大人気を博し続ける「ウルトラマンジャズ」シリーズの一環と思ってください。そのライヴ盤。
 『ウルトラマンジャズ』が初めて世に出たのは、1998年のこと。ええ、あの円谷プロが生んだ「ウルトラマン」でかかっていた曲をジャズ化したもので、決してお遊びではない、真摯なジャズ化で話題と人気をよんだものでシュワッ。
 2000年には大好評に応え、参加ミュージシャンにバラエティをもたせて『帰ってきたウルトラマンジャズ』を発表。そして今回は、横浜“かもめ”で行われたライヴ(全8曲)を収録して、我々の前に再び帰ってきたのです。

 メンバーがパワフル。布川と共演経験が多く、達者で確かな歌心をもつ人たち揃いだから、躍動、あるいは涙があるんです。〈ウルトラマンの歌〉では、布川のイントロで、ウルトラマンにもあるだろう、様々な心情に想いをはせましょう。例のメロディが聴こえてくると、メンバー4人の一体感がすばらしく、福田重男のピアノが見事にスウィングします。  布川のギターが語りに語る〈ウルトラマンA〉や〈帰ってきたウルトラマン〉にグッときたかとおもえば、疾走感がみなぎる〈ウルトラマンレオ〉、納浩一と大坂昌彦のイントロに驚嘆する〈ウルトラマンセブンの歌〉も元気が出ます。
 ゲストでトランペットの市原ひかりが参加した〈ウルトラマンの歌〉(5人編成ヴァージョン)も、楽しいノリで大満足。

 12月11日に、青山ボディ&ソウルで同プロジェクトのライブも予定されています。コスプレなしで、見物可能。コスプレも可、というべきでしょうか(爆)
 でも、まずは本作を聴いて、シュワッチ!
PS. わたくしは、最近、ウルトラマンのバンドエイドを買いました。ブランフォード・マルサリスのアイドルが、ウルトラマンなので、あげたら大喜びだわ〜と、思ってのこと。  カサンドラ・ウィルソンは「鉄腕アトム」(英語ではアストロ・ボーイっていうんです)のファン。日本のアニメは、わたくしたち世代でも、世界共通言語なのです。  そうそう、ミュージシャンの間では、「カワイイ」だけじゃなくって「ガンバレ」「ゲンキ?」も日本語で通じます。ほかにも「オツカレサマデシタ〜」「アッリガトウゴザイマシタ〜」も定番ですね。
 外国からいらした方に教えて、一番ウケる日本語@レストランは「トリアエズ、ビール」です(爆)

布川俊樹UJQ(ウルトラマン・ジャズ・クァルテット)
『ウルトラマンジャズ・ライヴ』

徳間ジャパンコミュニケーションズ
TKCA-73246
2007年9月26日発売

布川俊樹
『ザ・ロード・トゥ・ジャズ・ジャングル』

しおさいZIZOレーベル
SHCZ-0035
2007年6月21日発売

権利者の許可を得ずに、複製することを禁じます。

【パット・メセニー&ブラッド・メルドー】

9月末、待ちに待った「パット・メセニー&ブラッド・メルドー」コンサートがありました。お約束どおり、かぶりつきに陣取り、「静やかな興奮」に2時間半、ひたりました。
あり得ないほど美しい共演。この2人、相性がとんでもなく好いんです。このコラボ、これで終わりではないと、確信しています。
そういうと、パットも「ぼくもそう思う」ですって(笑)

コンサート直後、楽屋前で記念写真。
左から、ソニースタイルの杉山社長、ブラッド・メルドー(p)、パット・メセニー(g)、
ヨウ、ジェフ・バラード(ds)、shalalaの堀井さん。
メンバーばかりか、観客のわたくしたちも、大満足の会心の笑み!

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